「図書館」と「図書室」の違いって?


先日、ある方から「図書館と図書室の違いはなんだと思いますか?」と聞かれました。

とっさの質問に戸惑ってしまったのですが、考えてみると自分の中で「図書館」と「図書室」の違いがぼんやりとでもあるような気がしました。
私設図書館をはじめて3年。やってみたからこそ見えてきたことがあるのかもしれません。

「図書館」と「図書室」をハード面(有形のもの)とソフト面(無形のもの)に分けて考えてみました。

建物などのハードの面では、「館」と「室」なので、明らかに規模感が違います。
図書館には本を読む場所だけではなく、自習室があったり、視聴覚室があったり、よみきかせのお部屋があったり、様々な機能をもった場所があります。
図書室には、それがない、というのが多くの人が抱くイメージかもしれません。

では、ソフト面から見てみるとどうでしょうか。
直接的に見えるものではないのですが、ソフト面という側面から考えてみると、様々な違いがあるような気がします。

図書室は、静かに本を読み、自習をする場所。一人の時間を持ちたい人が行くイメージはありませんか。
一方で、図書館では、よみきかせやブックトークなど、本にまつわる様々なイベントが開催されています。

私は、こう思います。

図書館は、本をきっかけに、人と人とが出会える場所があるのではないでしょうか。
一人の時間も楽しめる一方で、人と人との交流の場でもある。

「図書館」と「図書室」。たった一文字の違いだけれど、こう比べてみると様々な違いがあるような気がします。

星空の小さな図書館は、公立図書館のような設備はありません。司書さんがいる訳でもありません。
でも、本をきっかけに様々な人が出会い、繋がっていく場所であるという点は、「図書館」なのかもしれません。

実は星空の小さな図書館のある千葉県いすみ市には、図書館がありません。
図書室はあるのですが、公民館の会議室の一室に本を置いているというもので、「図書館」ではないのです。

本をきっかけに人と人とが出会う場、交流の場である「図書館」。
建物の大きさや規模ではなくて、小さくとも、そんな「図書館」が増えていったら、いいのになと思います。

皆さんは、「図書館」と「図書室」の違い。どう思いますか。

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